はいはい新刊新刊。
なんか登場人物がどんどん画面から消えていって最後はしろがねと鳴海二人きり、になるんでしょうけれども、結局藤田漫画なので男塾ばりにみんな生きててよかったね、ってなると思うと安心して読んでいける。いや、死んじゃう人は死んじゃうんだけど、藤田漫画はただ殺すためだけに誰かを登場させたりはしないのだった。どこかのほら、なんか名前を書くと人が死ぬノート? が出てくる漫画みたいに(コンビニでこの本の隣にデスノの10巻が4冊並べてあったんだが、何かの陰謀だろうか)?
とにかく藤田漫画の魅力と言うか安心感はそこにある。どんなに酷い状況になっても、結局最後はみんな幸せになるって事。その幸せの解釈は各々違うと思うし、「死ぬことによって得られる幸福」ってのも含まれる上に、「他人から見たら不幸でも本人にとっては幸福」と言うものも含まれるので複雑ではあるが、とにかく誰も無駄に不幸にならない、だから突っ走るストーリーをどこかで安心して詠み続けることが出来るのだ、よ。
本誌はまったく読んでいないが、あと1冊で最終巻だそうなので、ここはフライングして結末を知る、と言う不正はすまい。だって今の相方と付き合い始めるより前から読んでる漫画だもん、1巻が出たのは1997年だもん。ここまで来れば最後までお付き合いしましょうよ。
私は自分で思っているよりも、藤田漫画が好きなのかも……!
訳が柴田元幸なんだよねー、って事で購入。訳で買うのは柴田元幸だけだ。エドワード・ゴーリーもポール・オースターもこの人でなければ有り得ない。
全編、1ページから数ページで終わるような超短編で構成されている。悪夢の手触り、掴もうとするとするりと逃げてゆくような、お洒落な感じの内田百??? ちょっと違うか。だけれど、すとんと夢の中に落ちてゆくような感じがするよ。
ちなみにこの人、悪夢的なショートショートが得意だが、自分の夢を題材にすることはないんだとか。それはそれですげえよな。
フォークナーくらい読め、と手渡された。家には「響きと怒り」があったが、こっちの方が薄くて読みやすいよ、と。
まだ全部読んでないけど、私は小説でじいさんが喋る時「??じゃろ」とか言われてしまうと激しく萎えるのだが。漫画だけだろ、許されるのは。リアルで喋ってるじいさん見たことねえよ。いや、リアルでじいさん、いたことないんだけどね(どっちも早死にしてるので)。もしかしたら私が知らないだけで世の中のじいさんはそういう喋り方をしてるのか?
まあ、とにかく読んでみる。
中上健次のエッセイを読もう。これは「地の果て 至上の時」に呼応する第3エッセイ集、だそうだ。
私は中上健次作品の中で「地の果て 至上の時」が一番好きなので、これは読まねばなりますまいな!
内容は、柄谷行人への手紙とか韓国にて、とか、折口信夫とか谷崎潤一郎とかの読み解き解釈とか。面白そうです、まだ読んでないけれど。
万年筆熱冷め遣らず。
つい万年筆の薀蓄本なんか買ってしまった。やっぱりネットで見るより写真が綺麗なので購買意欲が掻き立てられる。いや、それは危険なんだって。
だけど万年筆のメンテナンス情報も(初心者向けに分りやすく)書いてあるので、とりあえず今のカードリッジを使いきったらDELTAをお風呂に入れてあげようと思うよ!
万年筆は、メンテに手間のかかるニクイ奴なので、そんなところが相棒、って感じでいいのかなあ。今度いい原稿用紙買ってやるからな。丸善モデルな。
最終巻。これで卒業でした。何か昔の卒業式のこと思い出し……てないっつーか全く覚えてないけれど、何か懐かしい感じの大団円になってよかったです、ええ、イリオモテヤマネコーーーー!!!!11
私は予定調和を否定しない。いいじゃないか予定調和。現実では有り得ない幸せな結末だって、フィクションだからこそ夢を見る余地が残されているんじゃないのか。フィクションだからこそみんな幸せになれるんじゃないのか。
だから私は予定調和を否定しません。してたまるか。
近所の本屋で全く発見できず、神保町まで出向いて入手。途中、何やってんだろ……? と自問自答したことは秘密だよ!
なんか、こういう漫画読んでると落ち着くなあ。
何か最近、yahooのトップページ開くと、エヴァンゲリオンの画像が出てくることがあるでしょ……? それで10年前とか思い出したりするでしょ……? そんでDVDレンタルとかしちゃうでしょ……?
それで、偶然本屋で見かけたのが「監督不行届」。存在自体は知っていたがそれほど読みたいとも思ってなかった。でもさ、エヴァンゲリオンがさ……!
GAINAXの庵野監督とその妻安野モヨコのヲタク夫婦生活。やばいです、我が家と被りすぎです。我が家においてヲタは私のほうで、ジャンルも全く違うんだが。どうも私はこういう幸せ家族生活系の漫画に弱い、らしい……満ち足りた幼少時代を送って来てるのに。家族と言うよりは、夫婦な。相手を気にせず漫画を読んでヲタ話を出来る、というのはとてもいい関係だと思いまスよ?
何か読んでると幸せな気分になる。自分は間違ってない、と強く思うよ……!
早く買っておかないと、次にはいつ手に入るか分らない……そんな不安を抱いたまま、新作が出ると必ず購入ボタンを押してしまうそんなストローブ=ユイレ。つーか日本人が権利を持ってるのだから、もっとどんどん映画を上映すればいいのに! アテネフランセで!(あそこは語学学校だから、長時間映画を見るにはちょっとお尻が痛いんだよな……)
こっちを後にすればよかった。
酒に酔った親の勢いで見ず知らず・浮気性・甲斐性なし・無職・ギャンブル好きの男の元に嫁入りした主人公と男のまいにちの生活。「生活」って言葉が本当にしっくり来る感じ。
どうにも私はダメ男、と言うシチュエーションが好きなようで、最初は苦手かな、と思っていたけどすんなり入った。主人公の雰囲気がいいので救われる。あと、生活苦と言うのはなんだか身に染みているので、他人事とは思えない。どうしよう、前電話も止まったし……!
時々これが現実なのかどうかも解らなくなるけど、それはまあそれでいい。激情を中心に包み隠して、その周りを優しく回転してるような、そんな漫画。しかし筆絵といえば高橋葉介。それだけは譲れない。
えーと、まったく何の前準備もなしに読み始めたので心底びっくりした。ヒロシマだ。ここは終戦10年後のヒロシマでした。
うちのじいさんは戦争で死んだ。ニューギニアで爆死。私は来年、死んだじいさんと同い年になる。じいさんと私の顔はそっくりだと言う。遺影の中の顔は27年間変わらない。
そんなのがあるから、戦争ものには弱いんだよーなるべく避けてたのに。ええ、「夕凪の街」で号泣しました。読み終えてすぐ読み返した漫画ってあんまりないな。奇麗事といってしまえばそれまでなんだけど、ヒロシマの原爆記念館に行っても普通に出てきた自分はきっとこういう形でしか泣けないのだ。
原爆症になって死の直前、「嬉しい? 原爆を落とした人たちは、また一人殺せた、ってちゃんと喜んでくれてる?」みたいな台詞があってそれでやられた。こういう側面から捉えたことがなかった。今まで見た原爆関連の映画(小学校の何とか教育で見せられた奴とか)で、誰もそんなことを言っていなかった。あれは悪意の塊だったのか。そりゃあそうだよね、B29に乗って最後のスイッチを押した人間に悪意があったかはともかくとして、原子爆弾自体が悪意の塊から生まれたものだから。そうか、そういう部分の悪意もあるのか。
って、色々考えたら寝れなかった。しかも、この人の絵柄がほのぼのしてるので、本当に凄惨と言うか辛いと言うか……痛いですこの漫画は。知ることの痛みはやはり存在するのです。
1巻からこちら、謎に包まれた存在であったヤンダが出てくる。伏線?! これは伏線なの?!
ワンピース並みに長い伏線だった。びっくりしたよ。
これを読んでて「主人公に対立する存在がいないな」と思っていたら、いた。ここにいた。隠れてた。ちょっと安心した。またちょっと見えてきたのかな、と思った。
下で散々とーちゃん萌え、とか書いてるが、この場合の「萌え」はちょっと違う。まったくセクシャルな問題を孕まない萌え、ってこのニュアンス、伝わりますかしら?
むしろここで性的な問題を考え出したら罰が当たりそう。色々な見方もあるだろうが、ちょっと妄想は無理ぽ。
しかし、世界はそれほど綺麗ではない。幸福は道端に転がっているものではないし、今も誰かが死に続けている。この漫画の中の世界は平和で幸福だが、その根底に何か現実と繋がった暗いもの、が、ちゃんと隠れている、ような気がするんだよな。目を逸らしてるんじゃなくて包み込んでるの。
まあ、妄想だけど。
![]() | あずまんが大王 (2) あずま きよひこ メディアワークス 2000-10 by G-Tools |
最寄の本屋に2巻までしかなかった。昔はカルト系の漫画の品揃えがやけによくて怪しかったのに、今では店長が代替わりしたのか、18禁漫画ばっかり増えてやがる。
なんか女子高の雰囲気を思い出した。10年も前でびっくりした。平和な女子高ってあんなもんですか。ノスタルジアだなあ。
![]() | あずまんが大王 (1) あずま きよひこ メディアワークス 2000-02 by G-Tools |
今更ながら榊さん萌え。
いや、読もう読もうとは思っていながらずっと後手後手に回っていたのだが、ある晴れた日突然に相方が「よつばと!」読みたい、と言うので、まず最初はこっちだろう、と。基本からやり直せ、と。
![]() | 低俗霊DAYDREAM (8) 目黒 三吉 奥瀬 サキ 角川書店 2006-01-26 by G-Tools |
7巻でいい所で終わってたのに、うっかりずっと買い忘れてた。あまりに暇で7巻を読み返していて、翌日本屋に行ったら8巻出てた。シンクロ?
なんか一つ一つのエピソードはすごく怖くて気持ち悪いのに、全体を通して眺めてみるとそんなに怖くない。ミサキ女王様が女王様であるがゆえに……と言う事なんだろうが、いまいち。映画の「回路」とか「自殺サークル」みたいな印象を受けるんだよなあ。「ああこのシーンは怖いのに勿体無い」って……。
でも読む。
![]() | フリージア 6 (6) 松本 次郎 小学館 2005-09-30 by G-Tools |
5巻を買ってから1年近く間が空いてしまった。前の内容をうっかり忘れてる。
1巻は完全にジャケ買いだったんだが、まあ成功した方だろう。なんかキャンペーンやってた、「あなたのキャッチコピーが帯になります」ってやつ。私は帯の文句に騙されやすいので。
なんか読んでるとこっちが不安になってくるような絵が内容にあってていいなあ、と思う。不安定なんだよな全てに於いて。その浮遊感が気持ちいい、というわけではなくむしろ酔う。キモチワルイ。でも読む、みたいな。怖いもの見たさ、あと、この人の描く猫が殺人的に可愛くない。
![]() | アタゴオルは猫の森 9 (9) ますむら ひろし メディアファクトリー 2005-11-22 by G-Tools |
昔っからますむら・ひろし(・が入るのが正しいのか間違ってるのか自信がない)大好きなんだけど、最近どうもパワーダウンしてる感が否めない。昔の読みきり(「理科室の地下で」「Sunny day Afternoon」とかの狂ってる感じ)が今でもすごい好き。ヒデヨシとテンプラのアタゴオルシリーズだったら「アタゴオル物語」の前半辺りまで……いや、キリエラ戦記もなかなか……多分全部持ってると思うんだけど、うっかり「コスモス楽園記」もいいよね! 地味に好きなのが「アンダルシア姫」。あれを読んでアンダルシアに憧れた。
語り始めたら長いけれど、だから最近の、なんか丸くなっちゃった感じがちょっとね……好きなんだけどさあ……
![]() | ソラニン 2 (2) 浅野 いにお 小学館 2006-05-02 by G-Tools |
新刊出てた。そして完結。
浅野いにおは好きで多分コミックスは全部もってるんだけど、なんか危険だと思う。こう、俺ってばまだやれるんじゃないの? と錯覚してしまう。勢いに乗って会社辞めちゃいそうな。
しかしこの展開はないと思うんだよ、禁じ手だよ。いや、オーソドックスなんだけど、これじゃあセカチュウと一緒じゃないか! 世界の中心で愛を叫んでる場合じゃないぞ、これは。
あと、本にかぶせる帯の文句、もう少し考えてくれればいいと思う。読む前から内容まる解りだよ。もうちょっと考えてよ>出版社
私は帯の煽り文句が秀逸だったりするといつまでも捨てずにとっておくタイプだが、これは速攻で捨てた。怒りすら覚える。まあ、雑誌連載中に読んでた人間には問題ないのだろうが。
これをやっちゃって、この人はこれからどこへ向かうのかな、とちょっと心配になった。いらんお節介だがね。
![]() | DEATH NOTE 11 (11) 大場 つぐみ 小畑 健 集英社 2006-05-02 by G-Tools |
新刊を発見したので捕獲。
映画の公開にあわせてラストへ向かっているらしいが、なんかもうよく解らなくなってきた。うん、台詞多くて読むの面倒。
よく言えば昔の推理小説のラストシーンみたいに、「探偵がみんなを集めて一人で喋る」ような、ニアもライトもずっと座っててそこでの心理戦がメインになるので、まあ台詞が多いのは当然なんだけど疲れる。ある程度の移動がないと、週刊連載ではいいのかも知れんがコミックでまとめ読みすると辛いかも。
ちなみに「ライト」はRightであって正義なんだろうなあ、と思いながら読んでいるが、まあその辺のシャレは面白いなあ、と。しかし「夜神月」はやりすぎだろうと。どうせならミサミサも確か「海砂」だったような気がするから、海の干潮は月に左右されるのでそういうことなのかな? と思ったり思わなかったり。だったら他のキャラもなんかやってよ、と思うんだがねえ。
しかしここまで来たら乗りかかった船なので、最後まで読むつもり。でも映画は観ない。オヒョイさんだけはガチ。
![]() | 親指Pの修業時代 下 松浦 理英子 河出書房新社 2006-04-05 by G-Tools |
大ベストセラーになったらしいね、帯によると。
私が全く女性作家の作品を読まない理由はなんなんだろうか。最近でやっとデュラスくらい。後はほとんど記憶にない。呼んだとしても義務感に駆られてイトヤンとか大道珠樹とか。読みたいと思って読んだ記憶がない。中学時代くらいからずっとそう。それって何て心の病?
ざっと探してみたけど本当になかった。サラ・ケインは好きだけど1作品しか読んでないし。一人くらいは好きになる小説家と書いたらいいのになあ。松浦理英子はならなそうな気がする……。
![]() | 親指Pの修業時代 上 松浦 理英子 河出書房新社 2006-04-05 by G-Tools |
なんか評判良かったらしいね? よく知らないけど。
目覚めると、彼女の右足の親指はペニスになっていた!って帯に書いてあった。普段なら帯を読んだだけで敬遠するのだが、相方が読んでみろって言うもんだから。
まだ読んでないけど。
![]() | 続現代ニッポン裏ビジネス 別冊宝島編集部 宝島社 2005-08 by G-Tools |
宝島!
たまにはこういう本でも読んで見ようかい、ってとりあえず一番近くにある本を手に取った。へえー汁男優って大変なんだなあ、なんて言いながらさくさく読む。
面白かったのは臓器ブローカーの独白っぽい原稿で、これがまた小説みたいになっててうへえ、って思うんだけど面白い。さすがにこの手の本を鵜呑みにして信じるほど、ピュアな人間じゃないけどなあ。それでももし本当にそんな事を考えているのだったら、いいのになあ、って思ったり思わなかったり。
噂の真相くらいのノリで楽しく読めばいいと思う。面白いこた面白いから。
![]() | 金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人 下 (3) 天樹 征丸 さとう ふみや 講談社 2006-03-17 by G-Tools |
名探偵は皆を集めて謎解きをします。ふーん、って思いながら聞いています。それにしても、特に誰も集めもせず、地味に人知れず事件を解決する探偵の話とかないものかなあ。わざわざ物語に起こすほどでもないからかなあ。
あとがきかなんかで作者が、人殺しが起こる訳だから犯人の動機を軽々しく描いてはいけない、一番気を使ったのはトリックではなくて、物語の中で金田一がどのように考えているかと言う台詞の方だった、みたいな事を言っていたけれど、なんか……全体的にうすっぺらい……というか……そもそも週刊連載の少年漫画にそんなものを求めること自体が間違っているのか……って自問自答したりした。
人の死を軽々しく描くな、なんて言わないよ。だってこれはエンターテインメントだからね。面白ければいい訳ですよ。それをわざわざ難しく考えようとするからぼろが出るわけで、そう割り切ってしまえば面白いことは面白い。まあ、続きを買うかどうかといわれれば断るが。
その本を読むに相応しい巡りあわせとか年齢とかそう言うものは確かにあるわけで(漫画だから若い、というわけではなく、本当に巡りあわせとしか言いようのないもの)、私にとってこの本は今ではないなあ、中学時代だったなあ、と再確認したしだいでありました。
あ、高遠がなんか動き出すみたい。人気があったら続かせるつもりなんだろうな……
![]() | 金田一少年の事件簿オペラ座館・第三の殺人 上 (1) 天樹 征丸 さとう ふみや 講談社 2006-03-17 by G-Tools |
シリーズのうちで三度目、オペラ座館を舞台にした殺人事件が! いい加減に解放してやれよ……と生暖かい目で読む。オーナーが死んで新しくオペラ座館を買い取った女主人がオーナーへの追悼のために劇場を取り壊すというので、剣持警部含めオペラ座館に縁の深い人間たちが集められ、当然のように嵐がきて、当然のように島に閉じ込められて、当然のように殺人事件が起こります。
ファントム何人目? ってな展開なのだけど、何と申し上げてよいのやら犯人とかどうでもいい。ただ惰性で読んでるって感じ。「金田一少年の事件簿」は中学時代友達に借りて初めて読んだんだが、当時の怖さとか面白さとか、全く感じなくなってる。これは私の感情が鈍磨したのか、成長なのか?
オーソドックスに事件は起こって、事件をミスリードしようとする探偵役が現れて、アリバイトリックが崩れて剣持警部が行方不明になって……と、色々におなかいっぱいな展開。そして下巻へ続く。
![]() | 金田一少年の事件簿―吸血鬼伝説殺人事件 天樹 征丸 さとう ふみや 講談社 2004-12-17 by G-Tools |
相方が買ってきた金田一シリーズ。マガジンでの連載終了から数年、金田一少年が帰ってきた! って、いっそこのまま帰ってこなければ良かったのに……!
金田一が自転車でどこへともなく姿を消して1ヶ月、という所から始まるんだけれども、まあ内容は一緒です。黒く塗り潰されてるか、レギュラーメンバー以外でわりと多めに書き込まれてる奴が犯人だ!
しかし、日本で吸血鬼ものを書くと途端にうそ臭くなるのは何でかな。ブラム・ストーカーもきっと草葉の陰で泣いてると思う。まず日本に西洋の「吸血鬼」のイメージが全くかみ合わないこと、吸血鬼は彫の深いヨーロッパっぽい顔じゃないと絵にならないこと、などが上げられると思うのだが。
日本2「吸血する異形の者」がいないわけじゃないのにね。どうもあのゴシックホラーのおどろおどろしい、いい雰囲気を出してる作品がないんだよなあ漫画小説含め。
この金田一も、ルーマニアの城とか色々アイテム出してきてんだけど、こじつけ感が強すぎておなかいっぱい。昔の六角館とかのどろどろした横溝正史的な世界が全くなくなってる。これはとても残念でございました。


































